慢性に閉塞性(の気流障害)を起こす肺の病気の事です。長期に渡り気管支と肺に炎症刺激が加わった結果、気管支粘膜や肺胞(肺を形成する小さな空気の袋の単位)が破壊され狭くなったり変形する事によってうまく呼吸が出来なくなる病気の総称です。
慢性肺気腫と慢性気管支炎と言われる病気もCOPDに含まれます。
昨今では生活習慣病としてメタボリック症候群が有名ですが、喫煙という生活習慣が引き起こすCOPDも忘れてはいけない病気の一つです。わが国の最近の疫学調査(NICE Study)では40歳以上の8.3%、約530万人が潜在していると言われています。しかし実際に診断を受けた方は10%程度に過ぎません。喫煙している方はもちろんの事、咳や痰が続き息苦しいと感じたらまずは検査を受ける事が大切です。また喫煙歴、粉塵暴露歴(炭鉱、工場、工事現場等で細かいほこりをたくさん吸い込む)がある方は症状がなくても定期的に検査を受けることが望ましいと考えます。
■原因
ごく一部の先天的な原因を除き、その殆どは有害物質を長期に渡り吸入暴露する事で発症します。有害物質が常に炎症を引き起こす事によって気管支が厚くただれてしまったり、肺胞が壊れて膨らんでしまいます。
■症状
特徴的な症状はありません。
上記がその殆どです。これらの症状があったらぜひ呼吸機能検査(肺活量検査)を 受けて下さい。
■身体所見
早期から身体に異常は表れません。ある程度進行してくると以下の様な所見が見られます。
などです。我慢せずに受診して頂きたいと思います。
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